こんばんは!
この前寝る前にふとこんなことを考えました。
「人間いろいろ悩みが尽きないけど、そもそも悩みの原因ってなんなんだろう。」
そこで私なりに考え、出した答えが「人間関係」でした。
恋人と、家族と、友人と、上司と、ご近所さんと・・・。
人と人とのつながりの中でトラブルが発生し、それについて悩まされることが多いのではないでしょうか。
そこで今回のテーマは人との距離のはかりかたについて。
近すぎても上手くいかないし、遠すぎても面倒だし・・・。
そんな人との距離や関わり方について考えさせてくれる1曲を紹介します!
plenty 『人との距離のはかりかた』
plentyは2017年に惜しまれながらも解散した3ピースロックバンドです。
独特の世界観の歌詞とその優しい歌声は様々な方面から高い評価を受けていました。
そんな plentyの数ある名曲の中で個人的なベストソングを挙げるとしたら、この『人との距離のはかりかた』を推します。
悩んでいる人の傍らにいて、そっと「大丈夫だよ」と語りかけるようなメロディと優しい歌声がとっても心にぐっときます。
<言葉にするだけ無駄かもな
でも言葉にしなくちゃダメだよな
誰かに頼まれた訳じゃないけど
信じたいんだよ
似たものどうしだろ
でもどうしても
傷つけちゃうんだろう
なんでなんだろう>
plenty 『人との距離のはかりかた』
人間がコミュニケーションをとる上で、言葉は必要不可欠なものです。
そしてそれは外側に表現しなければ他人に伝わることはありません。
しかし、言葉にすることは同時に相手を傷つけるリスクや誤解を招いてしまうリスクもあるので簡単にできることではありません。
相手のことを思えばなおさら表現しにくいものです。
似たもの同士なはずなのに、どうして伝わらないんだろう。
同じ気持ちだと思っていたのに、どうして傷つけてしまったのだろう。
そんな揺れ動く青年の繊細な心情を、分かりやすい簡潔な日本語の歌詞で歌っています。
そしてラストの歌詞もとっても印象的です。
<傷つきたくない僕がいて
傷つけたくない僕がいる
苦い実かじるも君となら
暗いトンネルも君となら
人との距離のはかりかた
僕自身いまいちわかってないけど
君とはずっと はからなくていい
距離を見つけたいんだよな
そう思うんだよ>
plenty 『人との距離のはかりかた』
傷つけたくないし、傷つけたくない。
そんなずるい自分がここにいる。
でも、でも、相手のことを信用したい。信じたい。
だって言葉にして伝えなきゃ、嬉しい気持ちも感動する気持ちも共有できないから。
人との距離のはかりかたを僕は知らない。
そんなこと考えなくてもいいぐらい、君には気持ちを許したい。
そのためにも今の気持ちを正直に伝えよう。
きっと君もそれを待っているはず。
僕の声が、言葉が、気持ちが、真っ直ぐあなたに届きますように。
人と人の距離に正解なんてないのかもしれません。
そんなことを気にしなくていいほど、お互いが気の許せる心の通じ合った関係、それが適切な人間関係なのでしょう。
そんな大切なことを教えてくれる1曲でした。
まとめ
時に音楽に救われることがあります。
辛い時にそっと寄り添い背中を押してくれる曲、それがこの曲だと私は思います。
音楽の大きな可能性とパワーを感じる、そんなplentyの『人との距離のはかりかた』でした!
~人生は、音楽と共に~